2014-15プロテクター・デジタルカタログ
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11yoroi-blp 2014-2015catalogジャンプで気をつけること①踏み切りジャンプでは、バランスが取れた状態で飛び出さなければ後からの修正がききません。最初から正しく踏み切ることがとても大切です。②着地着地面の斜度が水平に近いほど着地した時の衝撃が大きいことを考えて、よほどの自身がない限り、硬く水平なところではジャンプは避けるべきでしょう。着地時のボードの角度:圧雪のときは着地時にできるだけボードの角度を斜面に合わせます。また、テールから着地するとその反動で回転する力が発生しバランスが崩れやすくなります。FOR SNOWBOARD札幌医科大学 渡邉耕太教授(バンクーバーオリンピック・ソチオリンピック・日本選手団本部ドクター)による「スノーボード損傷」(臨床雑誌「整形外科」掲載より変換引用) スノーボードには、エアーやトリックを競うフリースタイル系とスラロームやクロスコースで競うアルペン系と、多彩な楽しみが魅力のスポーツです。その多彩さと両足が開かないスタイルゆえに、転倒した時に起こるケガは、スノーボード骨折と言われるように特殊な傾向が見られます。例えばフリースタイルでは、頭部、肘、上腕、脊髄、手関節など上肢の損傷・骨折が多く、アルペンでは、頭部、下腿、足関節が多く発生しています。特にフリースタイルではジャンプの失敗や逆エッジ現象による緩斜面での転倒がケガの原因になる場合が多い傾向が出ています。このような状況を把握することで、スノーボードのケガを予防し、安全に楽しみたいものです。 ●前方への転び方●後方への転び方安全な転び方を身に着ける転び方をあらかじめ身に着けておくことで、ケガのリスクを低下させ、また、恐怖心も軽減されることでしょう。①後部への転倒は上体を低くし、背中を丸め、後頭部をぶつけないよう頭を上げます。 ②前方に転ぶ時は膝から雪面につき、両手は肩より広げて体を支えます。何れの時もボードが雪面に刺さらないようボードを上げます。 ③ジャンプでは、バランスがとれのた状態で正しく踏み切ることが基本。着地時はできるだけボード角度を斜面に合わせます。テールから着地するとその反動でバランスが崩れます。安心して楽しむためにはプロテクターの装備は必須言葉や頭では分かっていても慣れるまでは転び方も一瞬に判断できないもの。 上級者でもスノースポーツでの転倒はケガに繋がることを念頭に置くと、上半身をはじめ部位に合わせて防護してくれるプロテクターの着用が望ましいと言えます。 全身をサポートし、自在な動きを表現できる機能を兼ね備えたプロテクターの着用でスノースポーツの楽しみはさらに拡がります。

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